モノトーンで塗ったイラストであればなんでもOK!
例えば、モノトーンで陰影を先に描き、後から色をつけるグリザイユ画法が有名ですね。
「いつもの塗り方と違う」という方も多いと思いますが表現の幅が広がりますので、興味のある方はぜひ挑戦してみてください!
グリザイユ画法とは…モノクロで絵を描くこと。明度のみ意識すれば良いのでハイライトや影の表現がしやすい。
今回グリザイユ画法に挑戦するという方は特に記事をご覧いただくことをおすすめします!
「グラデーションマップ」は画像の明度に応じてグラデーションの色を置き換える機能です。 「フィルタ」 > 「グラデーションマップ」を選択すると「グラデーションマップ」ウィンドウが開きます。 適用したいグラデーションを選択すると、[…]
モノトーンで塗るときのコツ
モノトーンを明度ごとに段階分けしてパレットに登録しておくと◎
そして「0はハイライト」「20は肌」「100は線画」など、よく使う項目は固定してしまうと迷いがなくなります。
今回使用した画像に使用した数値をピックアップしましたので、こちらを参考に自分の使いやすいパレットを作ってみてくださいね!
グラデーションマップで塗る
こちらはモノトーンで描いたイラストに、グラデーションマップを適用させ色をつけた例です。
良い意味で自分の思い描いていた色と異なって面白い仕上がりです!
例えば、さらっと描いたイラストの完成度を簡単にアップさせることに向いています。
オシャレな仕上がりになるのもポイントですね!
明度に合わせて色が反映されるので、モノトーンで塗るときにしっかりと明度を意識して塗っていきましょう!
また使いたい色数が多いほど制御点が増えて色変更や調整がしづらくなってしまうので、ある程度色数を絞っての使用をおすすめします。
上級:複数のグラデーションマップで塗る
モノトーンで塗る際に『肌・髪・服・金属』などパーツ分けをしておき、各パーツに対してグラデーションマップを適用させる方法です。
ひとつのグラデーションマップで塗るよりも、より複雑できっちりとしたイラスト制作に向いています。
メリット
- グラデーションマップの内容がシンプル
- パーツごとの適用なので連動性が少なく、より自由度の高い色変更が可能
デメリット
- レイヤー・グラデーションマップの量が増える
この方法は自由度が高い反面、レイヤー数・グラデーションマップ数が多くなってしまうのがたまにキズですが、『FireAlpaca』は動作が非常に軽くPCへの負荷が少ないため、デメリットをカバーすることができますので、ぜひ挑戦していただきたい方法です!
まとめ
いかがでしたしょうか?グラデーションマップは調整にも色塗りにも使える便利な機能ですので、ぜひ使いこなしてくださいね。
よく使う色でグラデーションをカスタムして保存しておけば、超時短になるかも?!
カスタム方法は以下よりご確認ください!
キャンバスをグラデーションで塗りつぶします。 Ver.2.7.0 よりカスタムグラデーション機能が追加されました。Ver.2.6 以前をご利用の方は最新版へアップデートをお願いします。 グラデーションツールオプション グラデーショ[…]