FireAlpaca ユーザーの方のスクリーンショットを見て感じるのは「背景に色を付けるために、レイヤーを塗りつぶしている」事が多いということです。
レイヤー内の画像データは、メモリ上に確保されます (メモリ上に存在します)。大きな画像を扱うほど、大量のメモリを確保します。メモリの使用量が増えれば、処理が遅くなり、安定性も低下します。できるだけ少ないメモリの使用で作業するのが好ましいです。
「背景色」を表現するために、「一番下に、塗りつぶされたレイヤーを配置する」 という方法があります。これはメモリを大量に使用する方法で、あまりオススメできません。
もし背景が 「単色」 で表現できるのなら、キャンバスの 「背景色」を設定しましょう。キャンバスの新規作成時に指定する方法や、「表示」メニューから「透明背景」 のチェックを外して 「背景色の指定」 から背景色を指定する方法があります。
ちなみに、FireAlpaca では画像が存在していない(何も描かれていない)レイヤーは、殆どメモリを消費していません。一部分だけなら、その分のメモリしか消費しないようになっています。幾らレイヤーを増やしても、画像が存在しなければ、殆どメモリの消費はありません。
逆に、背景色を指定するため、レイヤーを単色で塗りつぶすと、多くのメモリを使用します。8000 * 8000 ピクセルのキャンバスでレイヤーを塗りつぶすと、FireAlpaca は内部的に 数百メガバイトのメモリを使用してしまいます。
背景色の指定、オススメです。