イラストを描こう!下書き・線画編

【初心者向け】イラストを描こう!パート①【下書き・線画編】

下書き~仕上げまで! イラストメイキング第1弾!
イラストソフトで描いてみたいけど使い方がわからない…
そもそもデジタルでイラストを描くのは初めて…
皆はどんな手順で描いているんだろう?
そんな悩みの手助けになる、フリーペイントツール『 FireAlpaca [ファイア アルパカ] 』を使ったイラスト講座です。
デジ絵が初心者の方にもわかりやすくご紹介していきます!
「『FireAlpaca』をダウンロードしてないよ」という方はここからダウンロードして、ぜひ一緒に挑戦してみてくださいね。

画像の新規作成

まずはこれからイラストを描くためのキャンバスの準備です。『FireAlpaca』上部ツールバーの【ファイル】から【新規作成】を選択。

ファイル>新規作成

下記のようなポップアップウィンドウが出現しますので適宜設定します。今回作成したキャンバス設定は画像の通りです。用語の解説も併せてご覧ください。

画像の新規作成の例

最終的な画像サイズ×1.5~2倍 程度の大きさで描いておくと、完成後の書き出し時に縮小することで粗を目立たなくすることができます。
この項目でプリセットで登録されているサイズを選択しても◎
通常のカラーイラストであれば350dpiでOK。
SNSへの投稿など、Web上での使用だけなら72dpiでも◎
ツールバー【表示】内の【透明背景・背景色の指定】で切り替えられるので、特にこだわりがなければ白を選択しておくのがベター

最初から作成されているレイヤーです。お好みで選択してください。

  • カラーレイヤー = 厚塗りなど、様々な色を使う場面におすすめ。
  • 8bitレイヤー = 線画などの単色を使用する場面におすすめ。

下書き

画像の新規作成時、初期レイヤー項目で選択した【8bitレイヤー】が作成されているので、このレイヤーに下書きを描いていきます。

初期レイヤーで選択した「8bitレイヤー」

【8bitレイヤー】についての詳しい解説は下記記事をご覧ください。
うっかりラフのレイヤーに清書してしまうリスクが減らせたり、様々な場面で活躍するレイヤーなので、ぜひ使ってみてくださいね!

★check!!

線画色を簡単に変更できる8bitレイヤー FireAlpaca の 8bitレイヤー。8bitレイヤーだと以下のような利点があります。 動作が軽い 簡単に色を変更できる。 色を簡単に変更できるので線画に向いて[…]

線画色を簡単に変更できる8bitレイヤー

それでは【8bitレイヤー】の設定をしていきます。該当レイヤーの右端にある歯車マークをクリックしてみましょう。ポップアップウィンドウが出現するので、ここでレイヤー名やカラーを選択します。

「8bitレイヤー」設定例

この機能を活用して、パーツや下書きの段階毎に下書きの色を分けて視認性をアップしても良いと思います。

完成した下書き

ブラシ

『FireAlpaca』では画材系や時短系など様々なブラシをご用意していて、さらに定期的に新しいブラシをアップしています!
慣れてきたら自分でブラシを作ってみる…なんてことも可能です。詳しくは下記の記事を参考にしてください。

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ブラシを追加しよう! FireAlpacaには最初から20種類のブラシが用意されていますが、自分好みのブラシを作りたい時は新しくブラシを作りましょう。 今回は基本的なブラシの追加方法です。 作り方は簡単。まずはブラシウ[…]

ブラシを追加しよう!
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ブラシと消しゴムを使ってみよう! キャンバスが出来た! ブラシの調整の仕方が知りたい ブラシの調子がギザギザしている… 新規キャンバスの作成が出来たら、早速何か描いてみましょう! ここではブラシ[…]

他にも色々!→ブラシがキーワードに入っている記事一覧


線画

後に線画の色を変更することを考えて、線画は【カラーレイヤー】を使用しパーツ毎にレイヤーを分けて描いていきます。(※線画のパーツ分けを するorしない はご自身の作業しやすい方法で◎)

できるだけ長いストロークで勢いよく描くことを意識して描いていくと綺麗な線が引きやすいです。また柔らかい印象にしたい場合などは短いストロークで描くと魅力アップです!色々な描き方、ブラシを試してみてくださいね。

ストロークの比較

取り消し・補正機能

でも線をうまく描けない…!
どうしてもヨロヨロな線になってしまう…
そんな時は以下の機能を使ってみてください!
デジタルならではの利点なので、ドシドシ活用してくださいね!
ctrl+Zで取り消し(Undo)
アンドゥ機能
手ぶれ補正を調整
手ぶれ補正

レイヤーフォルダー

下書きレイヤーが複数あって線画の邪魔をする場合は【レイヤーフォルダー】を活用しましょう。
このように下書きレイヤーをフォルダーに収納することで、まとめて不透明度を管理したり歯車マークから「下書きレイヤー」属性を付与できます。

レイヤーフォルダーの設定

下書き・線画・塗り といった分け方やパーツ毎など、フォルダーのなかにもフォルダーを作ってさらに細かく整理しても良いかもしれませんね。
線画が完成したら下書きを収納したフォルダーを非表示にしておけば◎

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レイヤーフォルダーを活用しよう 一枚のレイヤーにゴリゴリ描く方は無縁ですが、大抵は「線画」「塗り」「影」などレイヤーを分けて描きますね。イラストが終盤になってくるとレイヤーが100枚以上に! という方もいるでしょう。 レイヤ[…]

レイヤーフォルダーを活用しよう
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下書きレイヤーって何? FireAlpaca には、下書きレイヤーというオプションがあります。レイヤーウィンドウで、レイヤーをダブルクリックして、「下書きレイヤー」 のチェックを有効にします。下書きレイヤーに設定されているレイヤー[…]

下書きレイヤーって何?

完成線画と次回予告

そして完成した線画がコチラ!以上パート①は下書きから線画までのメイキングでした。線画は適宜パーツ分けして、フォルダーにまとめて整理しています。次回は色ラフからベース塗りをご紹介していきますので、お楽しみに!

完成した線画

★次回

下書き~仕上げまで! イラストメイキング第2弾! 前回からの続きで見るぞ! 線画より色塗りが苦手… なんだか色がまとまらない そんな悩みの手助けになる、フリーペイントツール『 FireAlpaca [ファイア[…]

イラストを描こう!カラーラフ・ベース塗り編
>フリーペイントツール FireAlpaca

フリーペイントツール FireAlpaca

FireAlpaca[ファイア アルパカ]はMac、Windows 両対応のフリー ペイントツール。シンプルな機能と操作性で、初心者でも気軽にイラスト制作が楽しめます。

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