デジ絵が初心者の方にもわかりやすくご紹介していきます!
画像の新規作成
まずはこれからイラストを描くためのキャンバスの準備です。『FireAlpaca』上部ツールバーの【ファイル】から【新規作成】を選択。
下記のようなポップアップウィンドウが出現しますので適宜設定します。今回作成したキャンバス設定は画像の通りです。用語の解説も併せてご覧ください。
SNSへの投稿など、Web上での使用だけなら72dpiでも◎
最初から作成されているレイヤーです。お好みで選択してください。
- カラーレイヤー = 厚塗りなど、様々な色を使う場面におすすめ。
- 8bitレイヤー = 線画などの単色を使用する場面におすすめ。
下書き
画像の新規作成時、初期レイヤー項目で選択した【8bitレイヤー】が作成されているので、このレイヤーに下書きを描いていきます。
【8bitレイヤー】についての詳しい解説は下記記事をご覧ください。
うっかりラフのレイヤーに清書してしまうリスクが減らせたり、様々な場面で活躍するレイヤーなので、ぜひ使ってみてくださいね!
線画色を簡単に変更できる8bitレイヤー FireAlpaca の 8bitレイヤー。8bitレイヤーだと以下のような利点があります。 動作が軽い 簡単に色を変更できる。 色を簡単に変更できるので線画に向いて[…]
それでは【8bitレイヤー】の設定をしていきます。該当レイヤーの右端にある歯車マークをクリックしてみましょう。ポップアップウィンドウが出現するので、ここでレイヤー名やカラーを選択します。
この機能を活用して、パーツや下書きの段階毎に下書きの色を分けて視認性をアップしても良いと思います。
ブラシ
『FireAlpaca』では画材系や時短系など様々なブラシをご用意していて、さらに定期的に新しいブラシをアップしています!
慣れてきたら自分でブラシを作ってみる…なんてことも可能です。詳しくは下記の記事を参考にしてください。
ブラシを追加しよう! FireAlpacaには最初から20種類のブラシが用意されていますが、自分好みのブラシを作りたい時は新しくブラシを作りましょう。 今回は基本的なブラシの追加方法です。 作り方は簡単。まずはブラシウ[…]
ブラシと消しゴムを使ってみよう! キャンバスが出来た! ブラシの調整の仕方が知りたい ブラシの調子がギザギザしている… 新規キャンバスの作成が出来たら、早速何か描いてみましょう! ここではブラシ[…]
他にも色々!→ブラシがキーワードに入っている記事一覧
線画
後に線画の色を変更することを考えて、線画は【カラーレイヤー】を使用しパーツ毎にレイヤーを分けて描いていきます。(※線画のパーツ分けを するorしない はご自身の作業しやすい方法で◎)
できるだけ長いストロークで勢いよく描くことを意識して描いていくと綺麗な線が引きやすいです。また柔らかい印象にしたい場合などは短いストロークで描くと魅力アップです!色々な描き方、ブラシを試してみてくださいね。
取り消し・補正機能
デジタルならではの利点なので、ドシドシ活用してくださいね!
レイヤーフォルダー
下書きレイヤーが複数あって線画の邪魔をする場合は【レイヤーフォルダー】を活用しましょう。
このように下書きレイヤーをフォルダーに収納することで、まとめて不透明度を管理したり歯車マークから「下書きレイヤー」属性を付与できます。
下書き・線画・塗り といった分け方やパーツ毎など、フォルダーのなかにもフォルダーを作ってさらに細かく整理しても良いかもしれませんね。
線画が完成したら下書きを収納したフォルダーを非表示にしておけば◎
レイヤーフォルダーを活用しよう 一枚のレイヤーにゴリゴリ描く方は無縁ですが、大抵は「線画」「塗り」「影」などレイヤーを分けて描きますね。イラストが終盤になってくるとレイヤーが100枚以上に! という方もいるでしょう。 レイヤ[…]
下書きレイヤーって何? FireAlpaca には、下書きレイヤーというオプションがあります。レイヤーウィンドウで、レイヤーをダブルクリックして、「下書きレイヤー」 のチェックを有効にします。下書きレイヤーに設定されているレイヤー[…]
完成線画と次回予告
そして完成した線画がコチラ!以上パート①は下書きから線画までのメイキングでした。線画は適宜パーツ分けして、フォルダーにまとめて整理しています。次回は色ラフからベース塗りをご紹介していきますので、お楽しみに!
下書き~仕上げまで! イラストメイキング第2弾! 前回からの続きで見るぞ! 線画より色塗りが苦手… なんだか色がまとまらない そんな悩みの手助けになる、フリーペイントツール『 FireAlpaca [ファイア[…]